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仕上げ磨きのコツとは?

理事長の馬場です。

今回は仕上げ磨きについて説明します。

仕上げみがきが大切な理由

お子さんに乳歯が生えてきたら歯みがき習慣のスタートです。半年から7、8ヶ月というところでしょうか?

お子さんには乳幼児用の「マイ歯ブラシ」をもたせ、保護者が示したお手本をまねして歯みがきをするよう教えてあげましょう

保護者が行う仕上げみがきには、このようにお子さん自身が歯みがきしたあとに、みがき残しをきれいにしてあげるという意味があります。

それだけでなく、お子さんに歯みがきを習慣づけるうえでも非常に重要ですし、親子のスキンシップをとる貴重な機会でもあります。

いつ始め、いつまで続けるの?

乳歯が生えてきたら、お子さんご自身の歯みがきと保護者の皆さんの仕上げみがきを始めましょう

お子さんが正しい歯みがき習慣を身につけるための「はじめの一歩」は、歯ブラシに慣れること。奥歯が生えてくる1歳半頃までには、歯みがき習慣が身につくことを目指しましょう。

では、何歳頃まで仕上げみがきを続けるのがよいでしょうか。

お子さんの歯は、6歳から12歳ごろにかけて乳歯から永久歯へと生えかわります。生えたての永久歯はまだとても柔らかく、虫歯になりやすい傾向があります。

このため、少なくとも6歳頃に生えてくる奥歯(6歳臼歯(きゅうし)または第一大臼歯(だいきゅうし))が生えそろう小学校中学年くらいまでは、仕上げみがきを行うよう勧められています。

お子さんによっては、小学校高学年になっても乳歯から永久歯への生えかわりが続くことがあります。

この時期、歯みがきへの集中力が続かず、しっかりみがき終わる前にやめてしまうお子さんも少なくありません。仕上げみがきは、こうしたお子さんのみがき残しをきれいにしてむし歯を予防するため、とても大切な心がけですね

仕上げみがきは姿勢が大事

仕上げみがきを上手に行うためには、お子さんと保護者が正しい姿勢をとることが大切です。

お子さんの正面から仕上げみがきをするのは難しいだけでなく、危険でもあります。

お子さんが小さいうちは、保護者のひざの上に寝かせて仕上げみがきをしましょう(図)。少し大きくなったら、立たったお子さんの背後にまわり、頭をお腹や脇で固定するようにしてみがいてあげるのがおすすめです。

図 小さいお子さんの仕上げみがきは姿勢が大切

図 小さいお子さんの仕上げみがきは姿勢が大切

歯ブラシは軽い力で小刻みに動かし、1本1本ていねいにみがいていきましょう。

歯ブラシを強く動かすと、歯肉を傷つけたり、みがく効率が悪くなったりします。また、お子さんが痛がって、歯みがきや仕上げみがきを嫌がる原因にもなりかねません。

お子さんが歯みがきに慣れ、嫌がらなくなるようにするためには、保護者が日頃から子どもの口元を触るようにするのもよいでしょう。

お子さんが口元を触られることに慣れていると、仕上げみがきを嫌がりにくくなります、

また、仕上げみがきをしている間はお子さんが飽きないよう声をかけながら、短時間で手早くていねいに行いましょう。

歯みがき、仕上げみがきが終わったら、上手に歯みがきできたこと、仕上げみがきをしている最中におとなしくしていたことをほめてあげることも大切です。

歯医者さんからのメッセージ

お子さんをむし歯や歯周病から守り、一生自分の歯で食べるためには、乳歯が生えてきたときから正しい歯みがき習慣を身につけることが大切です。

お子さんは、大きくなるにつれ保護者の仕上げみがきを「面倒くさい」「恥ずかしい」などと思い始め、嫌がるようになっていきます。

仕上げみがきは、お子さんの成長とともにだんだんと減っていく親子のスキンシップをとるための貴重な時間でもあります。ぜひ続けていただきたいと思います

1歳の初め頃までは、授乳と同じ姿勢で、赤ちゃんの片手はわきにはさみます。子どもが暴れてしまうときは、子どもの頭を両足ではさみこみます。慣れてきたら、あおむけに寝かせた姿勢で、正座をして、子どもの頭をひざの上に乗せます。

上唇小帯(上の前歯のすじ)は歯ブラシがあたると痛いので、指でそっと押さえましょう。

フロスは2歳から開始します。歯と歯がくっついているところがあればフロスを使ってください。横にゆすって挿入し、前後の歯にそれぞれ沿わせて3回ほど上下動させて汚れを取ります。外すときも横に揺すって外してください。本八幡 歯医者 本八幡TaCファミリー歯科では、お子さんの歯磨き指導の相談も受付ています。

歯ブラシは鉛筆を持つようにしましょう。外側はほっぺを人差し指で広げて、90°に当て横磨きをしましょう。内側は45°で歯ブラシを当てて、横磨きをしましょう。前歯の裏側は縦磨きです。奥歯のかみ合わせの面は汚れがたまりやすいので、よく磨きます。毛先はパラパラと乱して使うことが大事です。汚れが明かに落ちるようになります。お子様にも教えてあげてください。