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歯の知覚過敏について
皆さんは知覚過敏という言葉をお聞きになった事はありますか?
知覚過敏とは
歯ブラシをした時や冷たい物や甘い物、
風をあてる等の刺激で歯に一過性の痛みを感じる症状の事です。
歯の表面には通常エナメル質という層で覆われていますが、
その内側にある象牙質が露出してしまっている場合におこり、
『象牙質知覚過敏症』といいます。
知覚過敏になる原因と予防
・歯周病
歯に汚れが多い状態だと、歯周病が進行しやすくなります。
お家での正しいブラッシング、
重度であれば歯医者での専門的な歯周治療が必要になります。
また、加齢によっても歯ぐきは下がりやすくなります。
・過度なブラッシング
ブラッシング圧が強いのも原因の一つです。
①歯ブラシの持ち方は鉛筆持ちで行います。
力の加減が調整しやすくなるた為です。
②歯ブラシの毛の方さは柔らかめを選び、歯が傷つくのを防ぎましょう。
その時、逆に汚れが取れていない感じがしてしまって
力強く磨かないように気を付けてください。
③磨く時間が長すぎるとよくないので、
3分ほどを目安に磨くよう意識してみてください。
・食いしばり、歯ぎしり
日中、就寝時に無意識に食いしばりや歯ぎしりをしてしまう事で、
歯ぐきが下がりやすくなります。
歯のマウスピース(ナイトガード)を作成し、装着することによって、
歯のへの負担を軽減する事ができます。
・酸蝕症
体内から口のなかに酸が出てくることによる酸と、
酸性度の高い飲食物や医薬品、
サプリメントなどの過剰摂取が考えられます。
みかんやグレープフルーツ、レモンなどの柑橘系の果物や
果汁からつくられたジュース等は、
摂取の仕方や対処方を理解しておくことが大事です。
歯科医院では、歯がしみる象牙質の露出部分に知覚過敏用の薬剤や
コーティング剤を塗り込んだり、削れた部分にレジンと呼ばれる
プラスチックを充填したりといった治療を行います。
象牙質の露出は、知覚過敏だけではなく虫歯のリスクをも高めてしまいます。
今後しっかりと対策をして、
知覚過敏にならないように気を付けていきましょう!
もし分からない事や聞きたい事があれば、
歯科医師、歯科衛生士まで気軽にお尋ねくださいね
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