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舌磨きしないほうがいい?メリットやおすすめのやり方も解説


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<h1>【舌磨き】しないほうがいい?メリットやおすすめのやり方も解説</h1>

毎日歯磨きはしていると思いますが、舌磨きもしていますか?舌磨きというと口臭ケアのイメージ

が強いと思いますが、実は口臭ケアだけではなく感染症予防など身体全体にもポジティブな効果

があります。

しかしせっかく健康のために行う舌磨きも、一歩やり方を間違えてしまうと口臭の悪化や味覚障害を引き起こす可能性があるのです。正しい方法で舌磨きを行うことが大切です。

本コラムでは、舌磨きのメリット、デメリット、そして正しい舌磨きのやり方などをご紹介します。

<h2>舌磨きとは</h2>

舌磨きとは、舌の表面についてしまった舌苔(ぜったい)と呼ばれる汚れを取り除くためのケア方

法の一つです。舌乳頭とよばれる部分に食べかすなどが溜まっていくと、細菌が増殖、蓄積して

いきます。そのような経過をたどって舌苔が作られてしまうのです。

この舌苔は、口臭の大きな要因を占めていると言われています。また、様々な健康トラブルにつ

ながります。舌磨きを行うことで舌苔を適切に排除し、口臭予防や、誤嚥性肺炎の予防に繋げる

ことができるのです。

<h2>舌磨きのメリット</h2>

舌磨きをすると口臭ケアだけではなく身体全体に良い影響を及ぼすということをお伝えしました

が、ここからは具体的にどのようなメリットがあるのか解説していきます!

<h3>口臭をケアしたり、防いだりすることができる</h3>

口臭ケア・予防は舌磨きの大きなメリットとして挙げられます。ちなみに、口臭の原因の一つが舌

苔と言われています。舌苔を構成する食べかすや粘膜などが溜まると細菌が揮発性硫黄化合物

というガスを発生させます。これが、いわゆる不快な臭いにつながっていきます。

舌磨きを行うことで、臭いのもととなる舌苔を定期的かつ効果的に取り除くことができるため、口臭ケアに直結するのです。定期的な舌磨きを通して口臭ケア・予防を心がけましょう。

<h3>感染症を予防できる</h3>

舌磨きには感染症を予防する効果もあります。舌苔が溜まっていくと、虫歯・歯周病・口内炎の原

因となるような細菌が増えやすくなり、風邪などの感染症にかかりやすくなるとも言われていま

す。

舌苔で繁殖した細菌がプロテアーゼという酵素を作り出しウイルスを変化させ、粘膜細胞に入り

やすく、つまり感染しやすくしてしまうためです。そのため、舌磨きで舌苔を取り除くことで細菌の

数を減らし、結果的に感染症の予防につながります。

<h3>味覚を正常に維持・戻すことができる</h3>

舌磨きは味覚を正常に維持・戻すことにも効果的です。舌の表面には味蕾(みらい)という味を感

じる役割の器官があります。舌に舌苔が溜まると味蕾の働きが悪くなり、味覚の感度に悪影響を

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及ぼします。舌磨きを通して舌苔を取り除き、味蕾の機能を正常にしましょう。味覚が正常になる

と、食事の味付けをより楽しむことができるようになるかもしれません。

<h3>誤嚥性肺炎を予防できる</h3>

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は、食べ物が誤って気道に入ることで肺に細菌が侵入し、肺

炎に繋がってしまう病気です。特に飲み込む力が弱い高齢者に多くみられる症状です。

舌磨きは、そんな誤嚥性肺炎の予防にも役立つのです。先ほどもお伝えしたとおり、舌苔には多

くの細菌が含まれており、それらの細菌が肺に入り込む可能性があります。舌磨きで舌苔を除去

し、万が一誤嚥してしまったときに肺炎の発症や重症化を減らすことができます。

身体への重大なリスクを軽減するためにも舌磨きは効果的と言えるでしょう。

<h2>舌磨きのデメリット</h2>

舌磨きにはたくさんの口腔、身体全体へのメリットがあることをお伝えしてきましたが、ここからは

舌磨きに潜むデメリットを紹介していきます。デメリットを知った上で適切な舌磨きを行いましょう。

<h3>口臭の悪化</h3>

口臭ケアに効果がある舌磨きですが、やりすぎは禁物です。舌の表面の小さな突起を過度な舌

磨きで傷つけてしまうと、かえって細菌が入り込みやすくなるためです。

また、健康的な舌には微量の舌苔がついているのですが、それらを無理に取り除こうとするとか

えって舌苔が増える原因になってしまい、結果的に口臭の悪化につながってしまいます。さらに

舌が傷ついてしまうと唾液の分泌が正常に行われなくなってしまうため、口臭がひどくなってしま

う恐れがあります。

<h3>味覚障害</h3>

舌の表面に味蕾という味を感じる役割の器官があることは先ほどお伝えいたしましたが、舌磨き

の際に頻繁に強く磨いてしまうと、その味蕾を傷つけてしまうリスクがあります。

味蕾が傷つくと味を感じにくくなるため食事を楽しむことができなくなってしまうことすらあります。

適度な強さと頻度で舌磨きを行い、味覚障害のリスクを減らしましょう。

<h2>おすすめの舌磨きのやり方</h2>

ここまでで舌磨きのメリットとデメリットを知っていただきました。ここからは適切かつおすすめな舌

磨きの方法について紹介していきます。

<h3>舌磨きに適切な歯ブラシを使おう</h3>

舌磨きは普段使いの歯ブラシでも問題ありませんが、舌磨き専用に「舌ブラシ」を用意するのも

良い選択です。歯に使っている歯ブラシよりも優しいタッチの歯ブラシを選ぶことをおすすめしま

す。

<h3>舌磨きの頻度と時間を考えよう</h3>

舌磨きは1日に1回、朝の歯磨きと合わせて行うことをおすすめします。1回あたりの時間は短め

で問題ありません。舌磨きをたくさんして舌を綺麗にしたいという気持ちはわかりますが、頻繁にやるのらよくありません