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染め出しを使って歯磨きチェック
こんにちは。
本八幡Tacファミリー歯科です。
今回は歯科医院で行なっている「染め出し」についてなんで行うか疑問の方も多いと思うので説明していきますね。
染め出しと言われても何のことがか、なかなかイメージが浮かばないと思いますが、
皆さん小さい時に一度はやったことあるかもしれません。
染め出しでは赤いお薬を歯に塗ることで歯の表面に付着したプラークを確認することができます。
プラークはバイオフィルムとも呼ばれ、細菌が増殖して塊になったものです。
人の体には自分の細胞よりも多くの細菌が存在しています。
口腔内では約1000種類の細菌が集団を作って生息しています。
その細菌たちが歯の表面に形成するバイオフィルムは、歯科の2大疾患である虫歯と歯周病の直接の原因となっています。
また、糖尿病や動脈硬化などの全身疾患との関わりも指摘されています。
なので、全身の健康を保つ上でも、バイオファイルムの知識や取り除く方法を身につけることはとても重要です。
では、虫歯ができる過程でバイオフィルムがどの様の関わりを持つのか確認してきましょう。
私たちが甘いものを食べると、バイオフィルムの中の細菌が糖分を代謝して酸を作ります。
その酸が細菌たちのストレスになって、より酸性になりやすい環境になります。
その結果として三に強い細菌が、生き残りやすいように変化が起こり、結果として虫歯が進行していきます。
つまり虫歯の原因となるバイオフィルムを適切に取り除くことができれば、虫歯になる原因を根本的に解決することができます。
では、どうすればこの諸悪の根源であるバイオフィルムを取り除くことができるのでしょうか。
それは適切な歯磨きによって達成することができます。
どの様なブラッシングが効果的なのか見ていきましょう。
1日3回、毎食後に歯を磨くという方も多いと思いますが、研究では1日2回以上磨くことが望ましいです。
さらに、「歯磨きしている」と「歯磨きができている」は全く別で歯ブラシが当たっていないところは
何日も帆を磨いていないのと同じなのです。
そこで染め出しを行なって、どこが自分が磨けていないか知っておくことが大切です。
皆様のぜひ歯科いいんで、歯磨きしにくい場所をチェックしてしましょう。
そこを磨ける様になることでお口の中、ひいては全身の健康にもつながります。
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