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神経がある歯とない歯の違いについて
こんにちは。
本八幡Tacファミリー歯科です。
最近いきなり暖かくなってきて春を感じますね😳
暖かくなるとお外に出る機会が増えて楽しいですね
今回はよくご質問が多い「神経がある歯とない歯何が違うの?」についてお話ししたいと思います。
まず人の歯は、エナメル質、象牙質、セメント質という3つの硬い組織と歯髄という柔らかい組織からなります。
その中で象牙質の中にある「歯髄」が歯の神経です。
《歯髄とは》
歯の中心部にある柔らかい組織で血管、リンパ管、神経に富んでいます。
《歯髄の役目》
歯髄と通して歯に栄養や酸素を送る。
外からの温冷刺激を痛みと感和し、中枢に伝える。
最近感染に対して免疫反応を起こす。
このような歯髄は、健康な歯を維持するために、大切な役割を担っています。
しかし、歯の外側から虫歯がどんどん進行し、細菌が神経まで達するとずきずきと何もしなくても傷むようになります。
神経を取る処置が必要になります😭
《神経がない歯に起こること》
・歯が脆くなる
神経を取ったり。虫歯を取り切るために歯を多く削る必要があります。
そのための元の歯よりも神経を取った歯は、かなり小さくなってしまいます。
しかしその歯には健康な時と同じ強さの力が今までと変わらずかかる為、残っている歯の量が少ないと
その負担に耐えきれず、歯が破れてしまうことがあります。
神経を取ってしまうと虫歯によう痛みなどにも気づくことが出来ないため、
気づいた時には歯を抜かないといけないほど、虫歯が進行してしまうケースがあります。
・歯が変色する
神経を取り、時間が経つと神経がある時は健康だった歯に細菌が感染してしまいます。
神経を取る際の組織の取り残し方や、出血した血が残っていると変色の原因になります。
・歯の寿命が短くなる
神経を取ると上記に記載した要因が重なり、歯の寿命が約10年短くなり、生存期間は5年から30年短くなると言われています。
このように神経のある歯とない歯では神経がある歯の方が長く健康な歯を保つことが出来ます。
そのために、定期的にメンテナンスしてお口の中を清潔に保ち、虫歯や歯周病を予防しましょう。
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