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みにくいアヒルの子の時代って?

みにくいアヒルの子時代

院長の馬場です。

お子様の前歯の生え変わりが始まると、前歯がガタガタしてきたり、

隙っ歯になってきたりして、心配して来院される方が多いと思います。

 

歯並びについては、歯並びの状態と生え変わりの進み具合を診査して、

適切な治療時期を説明させて頂くので、

基本的には気になったときにお気軽に相談して頂ければ良いのですが、

本日は、異常ではない前歯の隙間について説明しましょう。

 

上の前歯が生えてくるときに、やや八の字に前歯が生えてきて、すきっ歯になることがあります。

この状態を「みにくいアヒルの子の時代」と言います。

この状態は異常ではなく、70%のお子様に見られ、犬歯の生え変わりが終わる12歳頃には

90%は自然に改善しすきっ歯でなくなると言われています。

 

しかし残念なことに、10%は自然に治らないということです、

その場合は歯の大きさの不調和や、

歯の本数が少ない場合、過剰歯(余分な歯)が埋まっていたり、

上唇小帯(上唇と歯茎をつなぐすじ)に異常があったり、

上下の前歯のかみ合わせが悪かったりといったことが原因としてあります。

 

前歯が隙っ歯になったというときには、自然に治るものなのか、

将来の歯並びやかみ合わせはどうなるのか、長期的な視点に立った診断が大切ですので、

歯並び・かみ合わせについて心配なことがあれば、どんなことでもお気軽にご相談下さい。

 

著者紹介

馬場 達也(ばば たつや)

「もし自分が患者様の立場だったら......」

私は診療中に、何度もこの言葉を自分自身に問いかけています。自分が目の前の患者様なら、どんな治療を受けたいだろうか。こんな説明で納得できるだろうか。
このような自問自答を繰り返しながら、丁寧な治療やわかりやすい説明を心がけてきました。
とくに患者様の痛みにはしっかり寄り添いたいと考え、可能な限り治療の痛みを軽減するためにあらゆる工夫をしています。

また、治療前後の画像をお見せして共に回復を喜び合ったり、疑問があればすぐにお答えしたりと、患者様との人間同士の関係を大切にしてきました。
もちろん患者様に信頼していただくため、治療技術を高めるための努力も惜しみません。

『一時的』ではなく『一生涯』の担当医として、皆様に寄り添えたらという思いで日々診療にあたっています。【本八幡TaCファミリー歯科】をどうぞよろしくお願いいたします。

経歴
・昭和大学歯学部 卒業
・日本歯科大学附属病院 研修
・町田駅前グレイス歯科矯正歯科 勤務
・けやき歯科 勤務
・本八幡TaCファミリー歯科 開院
所属
・歯科医師
・ファイナンシャルプランナー 2級
・介護支援専門員(ケアマネージャー)
・日本口腔インプラント学会 所属
・インビザライン(マウスピース)矯正認定医
サーティフィケイト
・総合インプラント研修センター100時間コース受講