コラム COLUMN
口内炎が痛い、、、 早く治す方法とは?
こんにちは、院長の馬場です。
口内炎の症状は4週で1サークル。4週間でだいたいが完治します。痛みがもっとも強いのが2週目と3週目。
- 一週目/粘膜が赤くなり、上皮がこれから溶けてくるような粘膜の発赤や炎症が起き始めます。
- 二週目/潰瘍になりパカっと内側が見えてきます。強烈な痛みを感じる週です。
- 三週目/徐々に治り始めます。ただ、3週目の最初は痛みも強いです。
- 四週目/かさぶたのような膜ができてきて、正常の粘膜に戻ってきます。
口内炎の進行は、免疫力の強さや口内炎の状態によって変わります。もちろん、痛みの日数も状況によって変化します。
口内炎の原因
口内炎は、体調のバロメーターとも言えるでしょう。
風邪や疲れ、ストレスなどで免疫力が落ちている時や体調を崩した時にできやすいと言われています。
口内炎のきっかけになる事例
〈免疫の低下〉
ストレス、睡眠不足、過労、栄養不足、風邪は免疫力が低下し口内炎ができる要因に。女性は、生理前や妊娠時のホルモンバランスの不安定もきっかけの一つになります。
〈口内の不摂生〉
歯を磨かない、うがいをしないと口の中の雑菌が増えて口内炎の原因になります。
〈アレルギー反応〉
アレルギー要因になる食品や飲物、歯科金属、薬剤(抗生剤、鎮静剤)などが原因で口内炎になるケースも。
〈ビタミン不足〉
ビタミンの中でもビタミンB2が不足すると、皮膚や粘膜を守る働きに支障がでて、口内炎ができる可能性があります。
ビタミンB2は自分の身体では作れないので、率先して摂取しましょう。
〈ウイルス感染〉
カンジダ(真菌)やヘルペスウイルスの感染で口内炎になります。
〈細菌の感染〉
・頬の内側、唇、舌を噛んだ傷。
・歯磨き、硬い食べ物、入れ歯による刺激の傷。
・熱いものを食べたり飲んだりした時にできた火傷。
以上のように、口腔内を傷付けて細菌が感染した時にできやすい原因となります。口内炎は、さまざまな要因が積み重なって発症する症状です。
口内炎の治療法として、やるべきことは3つのステップ。
- 栄養バランスの取れた食事と十分な休息
- 市販の飲み薬や塗り薬
- 医者に見てもらう
口内炎の治療法として最初にやるべきことは、予防法と同じく栄養バランスの良い食事と十分な休息。そして、口の中を清潔にすることです。
まずは、自身の免疫で口内炎を治していくのが良いでしょう。それでも改善されない場合は、市販の飲み薬や塗り薬を試してみましょう。おすすめはビタミンB群を豊富に摂取できるビタミン剤です。
市販の薬でも改善されない場合は、耳鼻咽喉科や歯科などで見てもらうのが良いでしょう。ステロイド剤やレーザー治療などで口内炎を治してくれますよ。
口内炎は、種類によって治療法が変わりますし、口内炎ではなく他の病気の可能性もあります。
たかが口内炎と思わず、痛みが強く我慢ができない時は、早めの診察を心がけましょう。
何よりも、口内炎にならないために、予防法を実践してみてください。ストレスや疲れをなるべく溜めずに栄養バランスの良い食事と十分が休息が重要です
ここが一番難しいところなんですけどね、、
本八幡の歯医者 本八幡TaCファミリー歯科では口内炎の相談も受け付けています。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
著者紹介
馬場 達也(ばば たつや)
「もし自分が患者様の立場だったら......」
私は診療中に、何度もこの言葉を自分自身に問いかけています。自分が目の前の患者様なら、どんな治療を受けたいだろうか。こんな説明で納得できるだろうか。
このような自問自答を繰り返しながら、丁寧な治療やわかりやすい説明を心がけてきました。
とくに患者様の痛みにはしっかり寄り添いたいと考え、可能な限り治療の痛みを軽減するためにあらゆる工夫をしています。
また、治療前後の画像をお見せして共に回復を喜び合ったり、疑問があればすぐにお答えしたりと、患者様との人間同士の関係を大切にしてきました。
もちろん患者様に信頼していただくため、治療技術を高めるための努力も惜しみません。
『一時的』ではなく『一生涯』の担当医として、皆様に寄り添えたらという思いで日々診療にあたっています。【本八幡TaCファミリー歯科】をどうぞよろしくお願いいたします。
- 経歴
- ・昭和大学歯学部 卒業
・日本歯科大学附属病院 研修
・町田駅前グレイス歯科矯正歯科 勤務
・けやき歯科 勤務
・本八幡TaCファミリー歯科 開院 - 所属
- ・歯科医師
・ファイナンシャルプランナー 2級
・介護支援専門員(ケアマネージャー)
・日本口腔インプラント学会 所属
・インビザライン(マウスピース)矯正認定医 - サーティフィケイト
- ・総合インプラント研修センター100時間コース受講