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予防歯科の重要性

予防歯科を実践するには、患者さんご自身が歯の磨き方や生活習慣を改めることが必要です。虫歯や歯周病になってしまう根本的な原因を絶たねば、また歯を失うリスクに常にさらされてしまいますので、その状態を「予防歯科」とは言えません。

そのために歯科衛生士は専門知識や技術で、患者さんをサポートし、二人三脚で予防歯科を実践していきます。主体は患者さん。しかし、そこには歯科衛生士という伴走者がいます。

そのためには、「予防歯科とは何か」ということについて、歯科医師も歯科衛生士も、助手も、そして患者さんも、皆が同じ解釈・理解をしなければ、二人三脚が成り立ちません。

本日は当院が考える予防歯科について、書かせていただきます。

予防歯科とは、心身共に健康で、幸福な人生を歩んでもらうためのもの


予防歯科という言葉から、なんとなく意味は想像させられると思いますが、そもそも、予防歯科とは何でしょうか?「虫歯にならない」「歯周病にならない」その為に定期健診を受けること言うのでしょうか。予防歯科をそのように理解し捉えてしまうと、問題がおきないようにするだけの行為になってしまいます。

私たちは、患者さんに「心身ともに健康で、幸福であってほしい」「一生涯、美しい歯で、最高の笑顔で笑ってほしい」「美味しく食べ物を食べてほしい」そのように願っています。「あなたの運命を変えるりょうき歯科」という言葉も掲げています。私たちは予防歯科を「患者さんの人生・幸福に大きく影響するもの」と捉え、定期健診をさせて頂き、ケアをし…と患者さんに寄り添いたいと考えています。

歯科健診に行くだけでは、予防はできません

予防歯科の主体・主役は、あくまぜ患者さんです。なぜこのようなお話をするのかというと、歯科医院に行き、定期的にケアを受けるだけでは本来の予防歯科の目的を達成することができないからです。健診と健診の間は、3ヶ月から6ヶ月は空きます。定期健診で、その都度、歯を失ってしまう原因をとり除くという歯科医院頼み・定期健診頼みの状態ですと、予防は非常に難しいのです。

患者さんご自身がセルフケアを学び実践することが必要です

やはり、患者さんご自身が歯を失わないように治療だけでなく、セルフケアを学び実践頂くことが重要です。セルフケアを実践し、定期健診時にそれが上手くなされているかどうかを、歯科衛生士にチェックしてもらうというような考え方が良いと考えています。

日本人は予防歯科については大変な後進国です。80歳以上になると、50%の人が、総義歯(入れ歯)だと言われています。これは、予防歯科先進国であるスウェーデン等と比較すると、約20倍の速度で歯を失っているそうです。

予防歯科は、虫歯や歯周病になってしまった生活習慣を変えていくこと

3ヶ月に1回、健診に来ていただいたとしても、その日以外のケアは患者さんご自身で行っていただきます。虫歯や歯周病になるのは、そのような生活習慣や歯の磨き方をされているからです。生活習慣や歯の磨き方を変えなければ、常に歯を失ってしまうリスクがあるということです。

よって、「歯医者に通っているからOK」ではないことは、ご理解頂けたと思います。私たちは専門家ですので、口腔内を検査し、状態を把握し、どのようなリスクがあるのか。どのようなことをすれば良いのかをお伝えすることはできます。しかし実践頂くのは、患者さんご自身です。この考え方が重要です。

予防歯科を通じて患者さんの人生に寄り添います

当院では、以上のような考え方を歯科衛生士が患者さんにお伝えしていきます。虫歯や歯周病があれば、治療をするのは当然ですが、その後は歯科衛生士が寄り添い、最善のアドバイスをしながら、患者さんの人生に伴走する。そのようなイメージでお考えください。

最善のアドバイスをするために、最新の機器や技術、知識を駆使して、検査やクリーニングをいたします。歯の磨き方の指導をし、それが適切になされているかどうかをお伝えすることもあります。逆の言い方になりますが、歯科衛生士が歯の磨き方や改めてほしい生活習慣等をお伝えしても、患者さんが実践頂けなければ、定期健診時には改善をされておらず、悪化している可能性もあります。

原因を取り除かねば、結果は変わりません。二人三脚であることはご理解頂けると思います。

正しい歯並びは、予防歯科の第一歩


本投稿をご覧頂いている方で、お子さんがおられて、歯の並びにご不安がある方は、矯正歯科についてぜひ積極的にご相談ください。予防歯科は、虫歯や歯周病にならない生活習慣作りが大切ですが、歯並びが悪ければ、そもそものセルフケアが難しくなります。審美的な美しさだけでなく、機能的に正しい並びの歯は、セルフケアも大変行いやすいため、幼少期から正しい歯並びに取り組むことは、お子さんの予防歯科にも繋がります。