年齢別の虫歯のリスクについてのページ。本八幡駅の歯科・歯医者なら、本八幡TaCファミリー歯科

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年齢別の虫歯のリスクについて

こんにちは。

本八幡Tacファミリー歯科です。

先日お子様の虫歯について詳しくお話しいたしました。

以前にも虫歯の種類などはお話しする機会がありましたが、、、

年齢によって虫歯のリスクが違うことについてお話ししていなかったので

今回は「年齢別の虫歯のリスク」についてお話ししたいと思います。

小さいお子さんから高齢な方まで、年齢を重ねると虫歯になりやすいところは変わってきます。

そのため、その時に合わせた予防をしないと効果がありません。

□1〜2歳

入試は永久歯よりも歯が弱く、虫歯になりやすい傾向があります。

歯の生え始めはエナメル質が十分に固まっていないため柔らかく、酸に弱いため注意が必要です。

1〜2歳は上の前歯が虫歯になりやすいです。

この時期はかじりとりで食べる時期なので、上の前歯の裏側に食べ物が溜まりやすくなります。

自分できれいに磨くのは難しい年齢なので、親御さんが歯磨きを押して汚れをとってあげましょう。

□3歳〜

奥の歯の咬む面が虫歯になりやすいです。

食べ物を奥でしっかり噛んで食べる時期になるので、食べかすが奥歯に溜まりやすくなります。

特に上の奥歯は目でも見にくい場所になるため注意が必要です。

□4,5歳

奥の間の歯が虫歯のなりやすいです。

第一大臼歯が生えるために歯が動きます。

この動きによって歯が押され、隙間があった歯と歯の間が詰まってきます。

そこに汚れや食べかすが溜まると虫歯になります。

子供の歯の間は大人の歯とは違い、面で接します。

そのため歯の間が虫歯になると面で広がり、あっという間に虫歯になります。

この歯の間の虫歯は歯科医師でも判断が難しいところです。

風呂るや歯の色の変化を見て一次判断をしっかりできるので、仕上げ磨きやフロスはしっかり行いましょう。

□6歳〜

第一大臼歯が虫歯になりやすいです。

この時期は第一大臼歯が出てきます。

大人の歯は子供の歯に比べて虫歯になりにくいと言われていますが、

生えたての大人の歯はとても虫歯になりやすいと言われています。

歯はゆっくり生えてくるため、出てきた当初は段差があり歯ブラシが届きづらく磨き残しやすいところです。

□中学生・高校生

永久歯が生え揃うのは14、15歳頃です。

年齢としては偏食や歯磨き不足が目立ちやすい時期です。

保護者の仕上げ磨きもなくなり、部活や勉強で多忙になり磨き不足が目立ってきます。

忙しくても、夜だけでも丁寧に時間をかけて磨くようにしましょう。

また、この時期の定期検診はとても大切です。

定期的に検診を受けて、虫歯ができても小さいうちにしっかり治療を受けましょう。

□成人

成人期は学生から社会人になり、環境の変化によるストレスなどで歯や歯茎のケアをを怠りやすい。

1本の歯が治療できる回数は限りがあります。

症状が出てから歯科院にいくのではなく、定期的に検診を受けてご自身のお口の中の状況を把握しておくことが

大切です。

また、女性の場合は結婚や出産などのライフイベントが口腔内に大きな影響を与えます。

妊娠中はつわりで歯磨きができなったり、ホルモンバランスの影響で唾液の分泌量が減少しやすくなります。

そのため口腔内環境が悪くなり虫歯ができたり、歯周病になりやすくなります。

つわりなどで歯磨きが厳しい場合は、1日のうちで体調の良い時を選んで、小さめのブラシを使ったりこまめに

うがいしたり工夫して予防しましょう。

□60歳以上

高齢期では唾液の分泌が少なくなったり、歯を支えている骨が痩せ、それと共に歯茎が退縮することで根本が見えてきます。

この時期はフッ素入りの歯磨き粉を使ったり、歯科医院で高濃度フッ素を塗ってもらうなど、

フッ化物応用を上手に取り入れて虫歯の予防に力を入れましょう。

どの年代でも、虫歯の予防・早期発見が大切になります。

定期的に検診を受けて早期発見し治療しましょう。

ぜひお気軽に当院にお越しください。