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嚥下(えんげ)とは?

こんにちは。

本八幡Tacファミリー歯科です。

本日は「嚥下」についてお話ししたいと思います。

皆様はいきなり「嚥下」と聞いてもパッとしないですよね?

普段見慣れない文字かもしれませんが、私たちは毎日行っています。

わかりやすく言うとお口の中にあるものを飲み込むことです。

「飲食物を口から今で送る一連の動作」のことを嚥下と言います。

ではこの嚥下、いつから行っているそうです。

(赤ちゃんはお母さんの子宮の中で羊水を飲む動作をしています)

この「飲み込む」までの動作はどのように行っているのか見てみましょう。

まず、食べ物を認識するところからスタートです。

目や手などで確認して、食べ物の硬さや量などをこれまでの経験によって判断します。

そして前歯で食べ物を捉えて口に入れ、舌と頬を動かして食べ物を奥の方へ送ります。

食べ物は、口→咽頭→食道→胃へと移動していきます。

さて、「飲み込む」までの間に、食べ物が口以外のところから出てくること、ありませんか?

もしくは、みたことある方もいらっしゃるかもしれません。

私は小学生の頃に、クラスの子が給食を食べているときに笑ってしまい、

鼻から牛乳を出してしまったのを見た時は衝撃的でした、、、

食べ物が喉の奥に達すると、「軟口蓋」の先の方が上に上がって、鼻腔の入口を塞ぎ、

食べ物が鼻腔に入るのを防いでいるのです。

しかし、慌てて食べたり、話をしながら食べていると、鼻腔に入ってしまった食べ物が鼻から出てくることもありますので

気をつけましょう。

飲み込んだ食べ物は「食道」を通りますが、食道と期間はとても近い位置にあります。

なぜ気管に入らずに、いつも食道を通ることが出来ているのでしょうか?

これは食べ物がどの奥に送られてくると、「喉頭蓋」が反り返るように下がり、

気管の入り口を塞いでいるからです。

飲み込む途中でむせたり、水分などが気管に入ってしまったという経験がある方もいらっしゃると思います。

食べ物や唾液が気管に入ってしまうことを「誤嚥」と言います。

細菌を含んだ食べ物や唾液が肺に入ると肺炎を起こすきっかけにもなるのでよく噛んで、小さな塊にしてから飲み込みましょう。

食堂に入った食べ物は、ぜんどう運動と重力によって胃へと送られます。

食べ物が食堂に入ると、食堂の入口は縮まり逆流を防ぎます。

一言に嚥下と言っても、私たちの体の中では様々な仕組みが複雑に働いています。

この嚥下をきちんと行うためにも、食べ物をしっかりと噛むことが大切です。

また、「飲み込む」時の動作、無意識に何気なく行っていますが、飲み込む瞬間、奥歯を噛んでいる状態が

正しい状態です。

皆さんは出来ていますか?

当院では、小児の時期から正しい機能を身につけるプログラムがあります。

正しい呼吸やお口周りの筋肉の使い方、姿勢などが結果的に虫歯になりにくい環境となり、いい歯並びにも繋がってきます。

気になった方はぜひご相談ください。