
コラム COLUMN
親知らず埋伏症例②下顎埋伏
本日もやっていきます。院長の馬場です、本八幡TaCファミリー歯科で主に最近は、木金日に出勤してます。もし抜歯を検討されている方がいれば少しでも参考になれば嬉しいです。
では。今回もかなり手強い相手でした。
右下です。根っこが太くて長く、これ抜けんのかな?って思う方もおおいでしょう。
右下の7番の遠心部分よりも高さはすこしだけ高い位置にあるので、抜く時にそこをポイントに
抜歯していけたらと思いました。
ほら、微妙に頭をひょっこりとだしているでしょう、これが親知らずです。まずはctをとって神経との位置を確認、ほっぺた側ベロ側をしっかりと確認していきます。ほっぺた側にある場合の方が当然ながらぬきやすいです。
いやーだいぶ内側はいってますねー
とりあえず歯茎を切開して、全貌をみていきます。当然視野の確保というのはとても重要ですからね。
ほらみえてきた。根っこの部分がみえてきたので、ここからは、分割作業にはいっていきます。
これが、前方の頭だけおとした画像の状態です。あとは、根っこの部分をだすだけです。これで動けばおっけー。動かなかったら、さらに根っこを分割(根分割と言います)していくのですが、ぬけました。
ほら、なくなっているでしょう?
所要時間は全部で20分程度!他院でぬけないので、大学病院いってください
といわれてたみたいで
患者様大変大喜びでした。
ここまでよんでいただき大変ありがとうございました。
著者紹介
馬場 達也(ばば たつや)

「もし自分が患者様の立場だったら......」
私は診療中に、何度もこの言葉を自分自身に問いかけています。自分が目の前の患者様なら、どんな治療を受けたいだろうか。こんな説明で納得できるだろうか。
このような自問自答を繰り返しながら、丁寧な治療やわかりやすい説明を心がけてきました。
とくに患者様の痛みにはしっかり寄り添いたいと考え、可能な限り治療の痛みを軽減するためにあらゆる工夫をしています。
また、治療前後の画像をお見せして共に回復を喜び合ったり、疑問があればすぐにお答えしたりと、患者様との人間同士の関係を大切にしてきました。
もちろん患者様に信頼していただくため、治療技術を高めるための努力も惜しみません。
『一時的』ではなく『一生涯』の担当医として、皆様に寄り添えたらという思いで日々診療にあたっています。【本八幡TaCファミリー歯科】をどうぞよろしくお願いいたします。
- 経歴
- ・昭和大学歯学部 卒業
・日本歯科大学附属病院 研修
・町田駅前グレイス歯科矯正歯科 勤務
・けやき歯科 勤務
・本八幡TaCファミリー歯科 開院 - 所属
- ・歯科医師
・ファイナンシャルプランナー 2級
・介護支援専門員(ケアマネージャー)
・日本口腔インプラント学会 所属
・インビザライン(マウスピース)矯正認定医 - サーティフィケイト
- ・総合インプラント研修センター100時間コース受講