ナイトガードとは?のページ。本八幡駅の歯科・歯医者なら、本八幡TaCファミリー歯科

電話をかける
WEB予約
お知らせ

お知らせ INFORMATION

お知らせ

ナイトガードとは?

みなさん院長の馬場です。今回はナイトガードについての話をしていきたいと思います。

噛みしめ・食いしばりがある方には、普段から奥歯を噛みしめる時間を減らすことを意識するほかに、就寝時にナイトガードと呼ばれるマウスピースをつけることもおすすめです。

ナイトガードは強化プラスチックで出来ており、患者さんの歯型を取って作製しますので、歯にぴったりフィットします。ナイトガードを付けて寝ることで、歯ぎしりによる歯の擦り減りや欠けを防ぐことが出来ます。

睡眠中の食いしばりや歯ぎしりには、起きている時の6倍もの力が歯にかかっているというデータがあります。そして、それらは主に精神的なストレスによって起こっていると考えられます。ご自身でストレスを減らすのは難しいと思いますが、寝る前には出来るだけリラックスして顎の筋肉の力を緩め、質の良い睡眠がとれるようにすることが大切です。

ナイトガードを使用すると、マウスピースが歯にかかる負担を軽減してくれます。歯ぎしり、噛みしめそのものを治すわけではありませんが、無理な力がかかって歯がダメージを受けるのを緩和します。

夜間マウスピース(ナイトガード)の効果

①歯のすり減りを防止する(その代りにマウスピースがけずれる)

②歯列をマウスピースで連結固定することで、歯ぎしり中の力を歯列全体に分散させる。それにより、1本の歯にかかる負担を低減し、歯の破折や歯根破折を防止、コンポジットレジンなどの修復物の破損脱離を防止、セラミッククラウンなどの補綴物の破損脱離を防止する

③歯の位置を保定する(時に提示症例のように正中離開を改善する)

④顎関節の負担を軽減する

※マウスピースをしても歯ぎしり、食いしばりはなくなりません。それゆえ、肩こり頭痛なども直接的には治りません

 マウスピースの欠点は装着時の違和感があることです。その違和感から夜間就寝時に知らぬ間に外してしまう方もいます。逆に、使用していくうちに安心感からマウスピースを使用したほうが寝れるという方もいます。

 夜間の歯ぎしり食いしばりが全くない方はほとんどいないという報告があります。当院では夜間マウスピースを使用をお勧めしています。特に、歯のすり減りが多い方、多くの歯を治療している方、セラミック修復やコンポジットレジン修復が欠けたり、チップする恐れがある方、歯ぎしりにより歯の動揺が起きている方、歯の破折や歯根破折の恐れがある方は夜間のマウスピースを使用をお勧めします。