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フッ素やキシリトールの効果って?

院長の馬場です。

フッ素やキシリトールでむし歯や歯周病のリスクを下げる

フッ素やキシリトールがむし歯予防に高い効果を示すことはご存知でしょうか。
生えたばかりのお子様の歯は酸に対する抵抗性が弱いので、むし歯になりやすいとされています。その理由は生えたばかりの歯は不安定な結晶構造をしているので、酸に解けやすいのです。
むし歯菌が作る酸から歯を守るには、歯の再石灰化を促す必要があります。

サラサラなだ液がもたらす効果

消化作用:だ液に含まれるアミラーゼ酵素がでんぷんを消化する味覚作用:食べ物を感じ易いように味覚物質を溶かす潤滑作用:食べ物を濡らし、のどを通りやすくする抗菌作用:だ液に含まれる抗菌物質が粘膜を保護する再石灰化作用:酸により溶け出した歯を修復する自浄作用:口の中の汚れを洗い流して清潔に保つ保護作用:舌や口の中の粘膜を潤し、乾燥から保護する

フッ素

フッ素は

  1. フルオロアパタイトの生成
  2. 結晶性の向上
  3. 再石灰化の促進
  4. 細菌の酸産生を抑える

などの効果があります。

市販されているフッ素ジェルにはむし歯菌への効果だけではなく、歯周病菌を抑える薬効成分を含んだ物があります。

キシリトール

キシリトールは天然素材の甘味料で野菜や果物にも含まれます。
むし歯菌はショ糖を栄養としますが、キシリトールを取り込むと代謝できないため酸を作れず、むし歯菌そのものが弱ってしまうのです。キシリトール入りのガムやタブレットを1日数回に分けて取り続けると非常に効果が高くなります。

キシリトールを毎日摂取し続けるとむし歯菌は減少し、代わりにむし歯の原因になりにくい善玉菌が増えます。むし歯菌が多い、歯垢が多い、だ液の量が少ない、甘いものを取る回数が多い方にキシリトールは非常に効果的です。
キシリトールガムを5〜15分間噛む・キシリトールタブレットを噛み砕かずになめて溶かして食べるのが効果的な摂り方になります。キシリトールを摂りはじめてから2週間ほどで歯垢が減り、3ヶ月ほど続けると効果が現れます。