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舌痛症

舌の側面や先端付近に熱くてヒリヒリとする感覚、痛みや違和感がある…。これら舌の不快症状があるにもかかわらず、舌自体に変わったところは見られない。

こういった症状から、根本的な原因が見当たらない舌の疼痛を「舌痛症」と呼びます。

舌痛症のはっきりとした原因は、現段階ではよくわかっていません。しかし、臨床的には下記のような原因から舌痛症が起こるのでは?と考えられています。

強いストレスやうつ病

舌痛症の患者さんのなかには、不安や抑うつといった気分障害を抱えている方も少なくありません。例えば舌癌などを心配される方も多くいらっしゃいます。他にもお口の乾きや味覚異常などを訴えられる方もいらっしゃいます。

また、舌痛症になりやすい性格の傾向としては、完璧主義、几帳面、神経質な方がなりやすいと言われています。そういった気質の方が、環境の大きな変化などでストレスマネジメントが難しい状況になると、より痛みが増すと考えられています。

いずれにせよ、舌痛症と精神疾患領域は密接な関係があると言えるでしょう。

栄養不足

ビタミンB12、鉄、亜鉛が欠乏すると、舌に炎症が起きて舌の表面が荒れやすくなり、舌の痛みを生じやすくなります。

微量元素やビタミン不足の場合は、その物質を補充すれば容易に症状は改善することがあります。この対処法であまり良くならない場合は心因性と捉えることも。

エストロゲンの低下

舌痛症はおもに更年期以降の方が多い傾向にあり、女性の患者さんが多数を占めます。そういった背景から性ホルモンなど内分泌機能異常が舌の痛みに影響していると考えられています。

例を挙げると、閉経後の患者さんが舌痛症を訴えられた場合、唾液中の卵胞ホルモンが減少していたという報告もあげられています。しかし、舌痛症のような突発的な痛みにおいて、性ホルモンやストレスホルモンの変化が具体的にどういった影響を及ぼすのか、詳細は明らかにはされていません。

舌が痛い、ピリピリする…などで日常生活にお困りの方はぜひご相談を!

舌痛症のおもな原因は心因性と捉えられています。しかし、「舌が痛い」そのものに関しては別の要因(合っていない入れ歯や補綴物、貧血やドライマウス、カンジダ症など)が関係しているケースも少なくありません。