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麻酔の効果はどの部位の治療を行うかによって違う!

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皆様こんにちは!

本八幡Tacファミリー歯科です🌷

麻酔の効果はどの部位の治療を行うかによって違う!

麻酔が効きやすい、効きにくいの違いは治療をする部位によって差があります。

つまり、上の歯なのか下の歯なのか、前歯なのか奥歯なのかということです。

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下の歯より上の歯のほうが麻酔が効きやすく、奥歯より前歯のほうが麻酔が効きやすいのです。

麻酔の効きやすい順番は以下の通りです。

上の前歯、上の奥歯、下の前歯、下の奥歯

よく「下の親知らずを抜歯したときに麻酔が効きにくかった」という話を聞きますが、下の親知らずは下の一番奥の歯なので、歯の中で一番麻酔が効きにくい部位だからなのです。

麻酔の効果は骨の質によって違う

歯医者さんで使う麻酔は浸潤麻酔といって、麻酔薬が歯ぐきや顎の骨に浸み込んで効果を発揮します。

骨は2層になっていて、表面は緻密で硬い皮質骨、中のほうはすう疎な海綿骨でできています。

当然硬い皮質骨は麻酔薬が浸透しにくいため、この皮質骨が厚い場合、麻酔の効果が出にくいと言えます。

先ほどの上の歯より下の歯のほうが麻酔が効きにくいというのは、下あごの骨のほうが上顎の骨より皮質骨が厚く、骨の密度も下あごの骨のほうが高い傾向にあるというのがその理由です。

歯の神経は顎の骨の中を通り、歯の根っこの先から入り込んでいます。

そして歯は顎の骨の中に埋まっていますので、骨の外から麻酔を効かせようと思うと、骨が厚いほど、緻密であるほど麻酔が効きにくいということです。

麻酔の効果は症状(炎症)の度合いによって違う

麻酔を使うタイミングは症状が強くて麻酔をしないと治療ができない場合と、抜歯のように今は症状は強くないけど治療の際に強い痛みを伴う場合とがあります。

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痛みがあるときは強い炎症を伴っている場合で、痛みがないときは炎症は弱い場合ですが、これらによっても麻酔の効きやすさに差が出てきます。

組織が炎症を起こしているとき、組織は酸性に傾いています。

麻酔薬はアルカリ性で、炎症を起こしている酸性の組織に麻酔薬を作用させても、それが中和されてしまい効果が薄れてしまうのです。

炎症が強いほど酸性に傾いていて、麻酔が効きにくくなってしまうのです。

「下の親知らずが痛くなったので抜歯してほしい」という患者さまも多くいらっしゃいますが、下の奥歯で炎症が強い場合は最も麻酔が効きにくい状況なので、その日に抜歯することはやめましょうと言うことが多くあります。

その場合は抗生物質や消炎鎮痛剤、うがい薬などを処方して炎症が収まってから抜歯を行います。

下の奥歯がむし歯でズキズキ痛いといった場合も同様で、麻酔が非常に効きにくいことがあります。

まとめ

麻酔の効きやすい、効きにくいというのはいろいろな要因があるんですね。

骨の厚みや質は人によって差がありますので、それを考えると麻酔が効きやすい人と効きにくい人がいるということが理解していただけたと思います。

しかし、同じ人でも麻酔をする部位や炎症の度合いによって麻酔が効きやすい場合と効きにくい場合があるということもわかっていただけたと思います。

今後もし歯医者さんで麻酔が必要な治療を行う場合は、今回の内容を頭に入れて治療に臨んでいただけたら心の準備ができるかもしれませんね。

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