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インプラントの難易度

みなさんこんにちわ、すっかり秋ですね。院長の馬場です。今回は前歯のインプラントについてです。

もちろん当院でも行なっていますので、気になる方は是非一度相談ください。

前歯のインプラント

前歯のインプラント

歯を失う理由は虫歯や歯周病、予期せぬ事故などさまざまです。中には前歯を失ってしまったという方も少なくないでしょう。 
見た目の問題はもちろんですが、前歯は言葉を綺麗に発音することや食べ物を噛み切るなどの重要な役割を担っています。そのため、歯が抜けた状態を長く放置していると、日常生活に支障をきたす恐れがあります。 

失った前歯を補うためにインプラント治療を検討される方は少なくありませんが、実は前歯のインプラント治療は難易度が高いと言われています。 
今回は前歯に行うインプラント治療について詳しく解説します。 

前歯のインプラント治療が難しい理由

前歯のインプラント治療の難易度が高いと言われている主な理由として、以下のようなことが挙げられます。

1歯の中でも特に目立ちやすい

前歯というと中切歯(ちゅうせっし)、側切歯(そくせっし)、犬歯(けんし)までの歯を指しますが、いずれも歯の中では特に目立ちやすい歯です。そのため、噛み心地や機能性はもちろんのこと、見た目の美しさが求められます。 

前歯インプラント埋入時に求められる5つの審美的要素

  • 隣接する歯と左右対称である
  • 歯と歯の間の三角の歯茎(歯間乳頭)がある
  • 上部構造の根元の金属が露出していない
  • 歯茎に金属部分が透けて見えていない
  • 歯茎の縁のボリュームや高さが自然である
2前歯部分は顎の骨が薄い
顎骨の人体図

日本人は顎の骨が薄い傾向にあります。特に前歯は顎の骨が薄いため、そのままの状態ではインプラントを埋入するだけの骨の厚みが不足する恐れがあります。 
必要に応じて骨の厚みを増やす治療が行われますが、外科手術となりますので、合併症のリスクにも配慮しなければなりません。 
なお、歯周病が原因で前歯を失った場合、歯槽骨の吸収(骨吸収)が進んでさらに骨の厚みが薄くなっている可能性があります。 

3インプラントの埋入位置

前歯のインプラント治療ではインプラントの埋入位置付近に鼻腔、上顎洞が近接し、かつ骨のボリュームの少ないケースも多いため、十分な検査を行い埋入位置や使用するインプラントを選定する必要があるでしょう。そのままインプラントを埋め込むことが難しい場合には、骨移植の手術を行います。 

抜歯が必要になったら、歯を補う治療についても考える必要があります

インプラント治療に限らず、抜歯の予定がある場合には、その後どの治療で歯を補うのか考える必要があります。抜けたままの状態で放置することは良くありません。
歯を失った部位をそのまま放置していると、どんどん骨吸収が進んでいきます。顎の骨の吸収によってインプラント治療が困難になるだけでなく、他の歯に負担をかけたり、噛み合わせに影響したりする場合もあります。

抜歯が必要になったら、その場所をどの治療で補うのか、主治医としっかり相談することが大切です。

最近ではインプラント治療を行う歯科医院が増えてきていることから、どこで治療を受けるべきかお悩みの方も多いでしょう。