ホワイトニングとは、薬剤を使って歯を白くする、歯科医療の一部です。

1989年にアメリカで実用化され、日本でも審美歯科の1つとして

年々利用する方が増えてきています。

ホワイトニングは歯の表面だけではなく、歯の中の色素も分解することで

歯を本格的に白くする事が可能です。

例えば、コーヒーやワインなど日常的に飲んでいて、歯に着色が沈着して

しまった場合でもダメージを与えずに、歯を白くする事ができます。

◉ホワイトニングのメリット

　歯が白くなったことにより清潔感が出たことにより印象が変わる。

もともと人間の歯の色は、やや黄色かかっています。

歯科医院では、クリーニングをすると自然な歯の色を取り戻すことが

できます。

自然な色=黄色い歯

ホワイトニングは黄色い歯＝白い歯を得るための施術です。

ホワイトニングには2種類の方法があります。

●オフィスホワイトニング

　歯科医院内で歯科医師・歯科衛生士にっよって行われるホワイトニングに

　なります。

　１回の施術時間は１時間半ほどで１回の処置で３回の光照射を行いホワイトニング効果を

　得ることができます。

　対象の歯は上下１６本（前から数えて左右に４本ずつを上下左右）

　光の照射範囲の限界である前歯から小臼歯までの処置になります。

●ホームホワイトニング

　専用のマウスピースを作成し装着、自宅で進められるホワイトニングです。

　来院回数は３回、期間は１４日間で安した白さを得る事ができます。

　オフィスホワイトニングとは異なり対象の歯は上下全てになります。

　まず歯科医院で専用のマウスピースを作るために１度ご来院頂く必要があります。

　マウスピースを受け取ったら、毎日就寝前に薬剤を塗布したマウスピースを装着して頂きます。

　１４日間ほど続けていただくと、徐々に効果を感じられるかと思います。（※個人差あり）

　歯科医師による定期的なチェックも行いますので、１ヶ月に１度の通院も必要です。

●ホワイトニング効果の持続期間

□色戻りしにくい人・・・1年以上

　タバコ、コーヒー、紅茶、赤ワイン等の摂取しない人（※電子タバコは色戻りしにくいです）

　あまり歯科医院でクリーニングを受けている人

　正しい歯磨きが毎日できている人

□色戻りしやすい人・・・半年前後

　タバコ、コーヒー、紅茶、赤ワイン等を頻繁に摂取する人が（※電子タバコは色戻りしにくいです）

　あまり歯科医院で検診、クリーニングを受けていない人、研磨剤が配合されていない歯磨き粉を

　使用されている人（オーガニック系の歯磨剤、歯周病に特化した歯磨剤など）

●ホワイトニングのデメリット

　ホワイトニング専用の薬剤は、人によっては口内にしみて、痛みが起こる場合があります。

　安全も考慮すると、以下に該当する方は、ホワイトニング施術を断られる場合があるので

　確認しておきましょう。

　・妊娠中の方・授乳中の方

　歯に塗布する薬剤は、基本的に体内に入り込んでも身体には害はありません。

　しかし、赤ちゃんは抵抗力が弱く、影響が出ないとも言えません。

　そのため妊娠中はもちろん、授乳中もホワイトニングの施術は控えた方がいいでしょう。

　・知覚過敏・虫歯・歯周病の方

　知覚過敏の箇所や、虫歯や歯周病などの症状が現れている箇所は薬剤が沁みて痛みが生じます。

　まずはきちんと基礎治療をして病気を治してから、ホワイトニングを受けるようにしましょう。

●天然の歯以外には効果がない

　ホワイトニングに使用する薬剤は天然の葉に効果を発揮する物です。

　そのため、被せ物、差し歯、詰め物などに使われているプラスティックやセラミックなどの

　人工素材には効果が出ません。

ホワイトニングは比較的お手軽に、歯へのダメージもなく、白い歯を手に入れることができます。

当院では上記内容について

歯科医師。歯科衛生士とよくご相談の上、安全安心に処置をスタートできることを大切にしています。

ぜひご気軽にご相談ください。