口臭についてのページ。本八幡駅の歯科・歯医者なら、本八幡TaCファミリー歯科

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口臭について

こんにちは。

本八幡Tacファミリ歯科です。

今回は口臭について種類と原因、予防についてお話をしたいと思います。

◉口臭の種類

・生理的口臭

起床直後(起床時口臭)、空腹時(飢餓口臭)、緊張時(緊張時口臭)は特に口臭が強まります。

これは唾液の分泌が減少し、細菌が増殖して口臭の原因になる物質「揮発性硫黄化合物」とは

口臭のことであり、舌苔や歯周病菌がVSC生成の原因となります。

歯磨きで細菌やVSCが減少し、食事や水分を補給することで唾液量が増加すれば口臭は弱まります。

生活習慣の改善で良くなる為、治療の必要はありません。

また女性の生理・妊娠時などホルモンバランス変化に伴う講習、乳幼児期、学童期、思春期、成人期、老人期、

それぞれの年代固有の臭気、民族的な口臭もあります。

・飲料物・嗜好品による口臭

ニンニク、ネギ、酒、タバコ等による講習は一時的なもので、時間と共にに酔いも気にならなくなりますので

治療の必要はありません。

・病的口臭

鼻や喉の病気、呼吸系の病気、消化器関係の病気、糖尿病、肝臓病などが原因で講習が起こる場合もありますが、

病的講習の90%以上は口の中にその原因があり、歯周病、虫歯、歯垢、歯石、舌苔、唾液の減少、

入れ歯の掃除不良などが挙げられます。

病気の原因を治療することで口臭を減らしたり、治す事ができます。

・ストレスによる口臭

 ストレスにより唾液の量が少なくなると口の中が臭くなります。

・心理的口臭

自分自身で強い臭いがあると思い込む人がいます。

●口臭の原因

・歯周病

歯周病原因は、プラークの中に含まれている細菌です。

歯周病菌の多くがVSCを作ります。

初期においては痛みもなく自覚できません。

放置しておくと静かに進行する病気です。

一見なんでもないようでも、歯を磨くなど、ちょっとした刺激で容易に出血がある事がよくあります。

病気が進行すると歯茎からの出血に膿が混じってくるようになり、口臭も酷くなります。

・虫歯

虫歯は独特な匂いを持っています。

食べかすや虫歯菌が、虫歯の穴の中に溜まり匂いがキツくなり、口臭の原因になります。

小さな虫歯で口臭が強くなることはありませんが虫歯が進行してくると次第に口臭がキツくなってきます。

神経まで侵され神経が腐ると、強烈な臭いがします。

・歯垢

歯の表面に付着する柔らかい堆積物でほとんどが細菌の塊です。

食べ物の残りかすを栄養とする微生物とその代謝産物からなり、長期間経つと歯石を作っていきます。

虫歯や歯周病の原因になります。

・歯石

歯垢が作った硬く固まった石灰分です。

歯石がたくさんつくようになると口臭もひどくなってきます。

また歯石が付くことにより歯周病を進行させます。

・舌苔

舌苔とは、舌の上にある白い苔状の付着物をいいます。

口臭の原因となるガスを作り出すため、舌苔が多く付着していると口臭が強くなります。

舌苔ができる原因は様々であり、ストレス、口呼吸、唾液の分泌量減少などと言われています。

舌の汚れを除去する専用のブラシ(舌ブラシ)などを使って、舌苔を除去することで、

それに伴う口臭を予防・改善する事ができます。

・唾液の減少

唾液は口臭予防に大切なものです。

口の中を洗い流す作用、細菌の増殖を抑える作用、口の中の粘膜を保護する作用などがあります。

唾液の分泌が少なくなったり、口の中が乾燥して口臭がキツくなります。

・プラスチックの人工歯

義歯(入れ歯)のプラスチック部分は色や匂いを吸着しますので、毎日綺麗に清掃し、消毒剤につけておくことをお勧めします。

一度吸着した色や匂いはなかなか簡単には取れません。

・不良な冠、冠せた金属の腐食

歯に冠せた金冠が古くなって穴が空いたり、隙間ができたりすると汚れが溜まりやすくなり、口腔内が不潔になります。

痛みがない為に悪くなっていても気づきません。

意外と口臭の原因になっている場合が多いです。

・口腔癌

口の中の癌(舌癌、頬粘膜癌などのより口臭が発生する場合があります。

・その他の呼吸器系の病気、消化器系の病気

全身症状が原因となって口臭が発生する事があります。

原因となる病気を診断してもらい治療することで口臭は軽減されます。

●口臭の予防について

まずは、日頃から正しい歯磨きやうがいを習慣化することで一般的な口臭を防ぐことができます。

歯並びの悪いところや歯の隙間は毛先が届きにくく歯垢が残りやすいので、

「デンタルフロス」を併用することで歯垢の除去率をアップさせ、効率よく落とすことができます。

また、臭い原因の一つと言われる舌にこびりついてしまった舌苔歯ブラシで丁寧に直接清掃しましょう。

下は非常にデリケートな組織なので清掃するときは、力を入れすぎないこと。

1日1回で充分です。

そして、規則正しい食生活習慣の確立と、咀嚼機能を高める食事内容にしていくことも必要となります。

ご自身で毎日のケアも大切ですが、歯科医院で定期的な歯のお掃除もとても重要です。

当院では口臭ケアも行なっております。

お気軽にご相談ください。